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【猫・犬のためになる】ふるさと納税のオススメ寄付先5選

2023年9月29日

犬・猫にまつわる「ふるさと納税」で地域を応援

自分が慣れ親しんだ故郷や、応援したい自治体に寄付ができる「ふるさと納税」。

この「ふるさと納税」ですが、2023年10月よりルールが変更されました。

この記事では、ふるさと納税のルール改正とその影響について簡単に説明します。

また、猫・犬のためになる「ふるさと納税」の寄付先を探している方へ、オススメの寄付先を5つご紹介。

気になる寄付先や返礼品がある人は、参考になると嬉しいな〜♪

まり
まり

ふるさと納税ってなに?

ふるさと納税について

ふるさと納税とは、簡単に説明すると

「自分が住んでいる自治体に納税する税金を、自分で選んだ自治体に寄付することで税金の還付・控除が受けられる仕組み」

のことです。

実質、自己負担額が2000円のみで、応援したい地域の特産品などを「寄付のお礼(返礼品)」として受け取ることができるのです。

ふるさと納税の詳しい説明や流れは、「ふるさと納税ガイド」さんのサイトが分かりやすくおすすめです。

2023年10月から、ふるさと納税のルール変更。その影響は?

総務省の発表(※注1)によると、2023年10月より以下の点が変更となります。

  1. 「5割ルール」が厳格化される
  2. 地場産品の基準が厳しくなる
  3. 返礼品のセット基準の改正。地場産品の価値を7割以上に

この3点を詳しく見ていきましょう。

参考

注1)総務省 , ふるさと納税の次期指定に向けた見直し, https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01zeimu04_02000113.html

1.「5割ルール」が厳格化される

5割ルールとは、寄付にかかる経費の総額を、寄付額の5割以下にすることを定めた規定のことです。

今までは返礼品を調達する費用・送料のほかにも、「隠れた経費」として「寄付の受け取り後にかかる経費」が報告されていないこともありました。

今までのふるさと納税 ルール
今までのふるさと納税|5割ルール

この「隠れた経費(寄付後の経費)」とは、受領証明書の発行費用・送料や、事務手続きに関わる人件費など…といったものです。

自治体によっては、「隠れた経費」を入れると、寄付にかかる経費の総額が5割を超えていた場合がありました。

2023年10月からは「返礼品や寄付後の経費をまるっと全て含めて、寄付額の5割を超えないようにしましょう」、とルールが厳しくなるというのですね。

2023年10月からのふるさと納税 ルール
2023年10月からのふるさと納税|5割ルール

2.地場産品の基準が厳しくなる

「精米」と「熟成肉」は、地場産でなくてはいけない
「精米」と「熟成肉」は、地場産でなくてはいけない

今回のルール改正では、「精米」と「熟成肉」の基準が厳しくなります。

主な加工・製造だけでなく「原材料も同じ都道府県産であること」と定められました。

今までの返礼品のルールでは、他の都道府県や海外から仕入れたものでも、主な加工・製造をその自治体内ですることで「地場産」とすることができていました。

3.返礼品のセット基準の改正。地場産品の価値を7割以上に

地場産品とそれ以外のものをセットで返礼品とする場合は、「地場産品の価値が7割以上」になるようにルール化されます。

以上3点のルール変更により、以下の影響が出る可能性があります。

  • 寄付金額が上がる
  • 返礼品の内容変更、種類が減る

現時点でどれくらい「ふるさと納税」を活用できるか、自分の上限額を簡単にチェックしてみましょう。

猫ちゃん・ワンちゃんのためになる!「ふるさと納税」寄付先、おすすめ5選

猫好きさん、犬好きさん、猫ちゃん・ワンちゃんと楽しむのにオススメだと思う寄付先5つを選んでみました。

5つ以外にも、以前の記事で広島県呉市の「ねこじゃすり(チャリティーモデル)」をふるさと納税の返礼品として紹介しています。

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【岐阜県 飛騨市】牧成舎の白猫シリーズ ヘルシー乳製品セット

「牛乳・飲むヨーグルト・ヨーグルト」 (SAVE THE CAT HIDA支援)

”SAVE THE CAT HIDA プロジェクト”とは、岐阜県飛騨市と「株式会社ネコリパブリック」による取り組みです。

猫の殺処分0を目標に、猫助けとともに地域の社会問題の解決を目指しているようです。(※注2)

こちらは保護猫ちゃんへの支援ができて、返礼品でお家の猫ちゃんと人が楽しめる乳製品セット。

「with猫」のマークがある無糖ヨーグルトは、猫ちゃんも食べられるものです。

めい
めい

ヨーグルト好きな猫ちゃんと暮らす人には、オススメな寄付先だね!

また、保護猫ちゃんへの支援と、飛騨の厳選素材を猫ちゃんと楽しめる返礼品セットもあります。

返礼品なしで、「ふるさと納税を活用した猫助け」ができる寄付も選べます。

より明確に、猫助けへの支援がしたい人にオススメです。

1点、このプロジェクトへの支援方法で注意点があります。

飛騨市のふるさと納税の寄付を申し込みするときには、寄付金の使用目的として「猫の殺処分ゼロを飛騨市から目指す」を選びましょう

参考

注2)株式会社ネコリパブリック, SAVE THE CAT HIDA!ふるさと納税で猫助け 殺処分ゼロへ!, https://www.neco-republic.jp/save-the-cat-hida/

【奈良県 生駒市】「動物愛護・環境づくり」を応援する

こちらは返礼品なし寄付のみです。

奈良県生駒市が進める「猫の殺処分ゼロと、人と動物に優しい環境づくり」の取り組みに支援ができます。(※注3)

また、飛騨市のふるさと納税と同じように、生駒市への「ふるさと納税」をする際は

寄付金の使用目的に「猫等動物愛護・環境づくり」を選べば、返礼品を受け取りつつこの取り組みに支援することができますよ。

参考

注3)奈良県生駒市 , 令和元年10月1日から、ふるさと納税を活用し野良猫の避妊・去勢手術費を全額支援します!,https://www.city.ikoma.lg.jp/0000019526.html

【長野県 小諸市】「Komoro Premium Venison Pet Food」の鹿肉ジャーキー 50g×5袋

こちらは、ワンちゃんと猫ちゃん向けに楽しめる返礼品です。

長野県小諸市にて捕獲された、ニホンジカの鹿肉ジャーキーになります。

小諸市では、捕獲・駆除した鹿をただ「処分」するのではなく「資源」として活かすため、2016年から麻布大学との共同研究により、鹿肉を原料としたペットフードの開発を行なっています。(※注4)

鹿は「食肉処理業」の認定を受けた施設で解体・加工がされます。

そして、麻布大学獣医学部にて原料の鹿肉を使って、臨床試験が行われているのです。(※注5)

実際に、アレルギー治療を受けているワンちゃんへ鹿肉フードを与えたところ、食欲増進につながったとのことで、品質や安全性は高いと思います。

また、この「Komoro Premium Venison Pet Food」の売上の一部は、自然保護活動費として活用されるようです。

ふるさと納税ではその他に、鹿肉ウェットフードやドライフードなどもあります。

ふるさと納税で取り寄せる前に、少量を買ってみてワンちゃん・猫ちゃんに合うか、試してみることも良さそうです。

地域応援をしながら、返礼品でワンちゃん、猫ちゃんに喜んでもらえるのは嬉しいですね。

参考

注4)長野県小諸市 , 小諸市の取組「Shika-Kuruwa Project」 , https://komoro-premium.jp/

注5)農林水産省 , 麻布大学と長野県小諸市が開発した鹿肉ペットフード , https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2109/univ01.html

【埼玉県 久喜市】「日本捜索救助犬協会の活動」を応援

久喜市では、救助犬の育成や犬猫の保護活動を15年以上続けている「日本捜索救助犬協会」(※注6)への支援ができます。

管理人の地元に近いということで…このようなふるさと納税があるのを初めて知りました。

参考

注6) 特定非営利活動法人 日本捜索救助犬協会 , https://www.japan-srda.net/

おわりに

おわりに|ふるさと納税

今回は、ふるさと納税のルール改正とその影響についての簡単な説明をまとめてみました。

また、ご紹介した猫ちゃん・ワンちゃん関連でオススメなふるさと納税の寄付先5つ、いかがでしたでしょうか。

自分自身で、寄付先や使い道を選べるのが魅力の「ふるさと納税」。

もちろん、ルール改正後でもふるさと納税を利用することは、地域応援につながるでしょう。

この機会に、知らなかった地域の魅力を再発見してみるのも面白いですよ。

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